【こちらの記事は順次更新されます。最終更新:令和6年3月27日】
マイホームづくりはほとんどの人にとって初めてのことです。
もちろん失敗はしたくないですよね?
この記事では実際に家を建てて、
「これはやって良かった!」
と自信をもっておすすめできることに絞ってお伝えします。
リビングにカウンター席を作ったこと
カフェっぽいリビングにはカウンター席が似合う。
最新のトレンドといえばやはり、カフェっぽい家でしょう。
スタバに代表されるように、あのおしゃれでリラックスできる空間を家の中に再現したいと思っている人は沢山います。
シンプルトーンの壁紙とウッディな棚やダイニングテーブル、癒やしのソファー。
休みの日には友達家族を呼んでホームパーティー!
家族が集まるちょっと広めのリビングの一角にぜひ設置してもらいたいのが、
カウンター席です。
ダイニングテーブルとは別にカウンター席があると、そこでちょっとした勉強をしたり、読書をしたりと使い勝手がいいです。
子供が成長したら宿題をしたりするのにちょうどよく、その分、個室に学習机を買ったりしなくても良くなるんじゃないかとも。
身もフタもない言いかたですが、自分の寝る部屋では勉強なんて出来ません。
あくまで部屋はリラックスする場所です。
漫画があったり、趣味のものがあったりすれば中断してしまって勉強の効率が悪いです。
個々の部屋は寝るだけと割り切って、4.5~5畳にコンパクトにしておき、その分浮いた予算で共有スペースを充実させましょう。
ウッドデッキを設置したこと
幸せ家族の象徴!神アイテム。
庭はどんなにせまくてもウッドデッキはおすすめです。
BBQ好きな人だけじゃなく、とにかく子供が喜びます。
コールマンの折りたたみ式チェアを置いてのんびり読書するもよし、ビールを飲むもよし。
野外に設置するので掃除の手間は多少かかりますが、ホースで水をぶっかけておくだけでホコリとかは綺麗になるので問題なし。
よく晴れた日に、子供がウッドデッキでシャボン玉をやっている姿をダイニングテーブルから見ているだけで幸せ指数はMAXです。
家中の照明を電球色にしたこと
インスタをそのまま実践!
家づくりのヒントを探してインスタグラムを見ていたら、やって良かったシリーズを見つけました。
そこでムム! これはいいぞ…とそのまま取り入れたのが、
家の中の照明をすべて電球色に!
でした。
電球色にはリラックス効果があり、空間をあたたかく演出する効果があります。
外の仕事で疲れた心身を整えて毎日のやる気と元気を引き出すにはうってつけのアイテムです。
対して白い照明は集中力をアップしたいときとか、本の文字をしっかりと読みたいときに有効なものです。
勉強や仕事には良いかもしれませんが、我が家ではノマドで仕事をするのはほとんど日中なので照明は必要ありません。
電球色のLEDライトはAmazonや楽天で売っているので、そちらからご購入ください。
キッチンのレイアウトを考えたこと
対面式&アイランドキッチンが人気ですが…。
キッチンで大人気なのは対面式カウンター、アイランドキッチンです。
しかし我が家はあえて昔ながらの壁向きのキッチンにしました。
対面式はメリットとして家族の顔を見ながら、テレビを見ながら料理ができます。
その特性ゆえ料理スペースが部屋の中にせり出すような形になっています。
つまりリビングスペースがその分、削られているのです。
もちろんカップボード(食器棚)を背中側に置けばプラスマイナスで変わりませんが、今度は料理スペースが狭く窮屈になってしまいます。
あと当然、食器の出し入れにいちいちカウンターの中に行かなければならないため、「ちょっとお箸とって」みたいな頼みごとができなくなります。
というわけで、よくよく考えて【ロの字型】に大きく空間が確保できるという理由で対面式ではなく、従来の壁を向いたキッチンにしましたが結果的にはなんの不満もなく過ごしています。
以下に対面式キッチンのメリット・デメリットをまとめたのでご参考までに↓
対面式キッチンのメリットとデメリット
メリット
- 家族とのコミュニケーションが取りやすい
対面式キッチンでは、料理をしながら家族と会話することができます。小さなお子様がいる家庭でも、目を離さずに料理ができるので安心です。
- 開放感がある
対面式キッチンは、壁付けキッチンと比べて開放感があります。目線の先が空間の広がりのあるリビングやダイニングなので、圧迫感がなく、ゆったりと過ごせます。
- 作業効率が上がる
対面式キッチンでは、家族やゲストに料理を配膳したり、食器を片付けたりしやすいです。また、複数人で料理をする場合も、コミュニケーションを取りながら作業できるので、スムーズに作業を進めることができます。
- テレビを見ながら料理ができる
対面式キッチンでは、リビングのテレビを見ながら料理をすることができます。料理の時間を楽しみながら、情報収集やエンターテイメントを楽しむことができます。
デメリット
- 臭いが広がりやすい
対面式キッチンは、リビングやダイニングと繋がっているので、料理の臭いが広がりやすいです。換気扇をしっかり活用したり、リビングとの間に扉を設けたりする対策が必要です。
- 油はねや水はねが気になる
対面式キッチンでは、油はねや水はねがリビングやダイニングに飛び散ってしまうことがあります。キッチンパネルやレンジフードを活用したり、拭き掃除しやすい素材を選ぶなどの対策が必要です。
- 手元が丸見えになる
対面式キッチンでは、リビングやダイニングから手元が丸見えになります。人によっては、生活感が出てしまうのが気になるかもしれません。目隠しパネルやカウンターなどを活用することで、手元を隠すことができます。
- 費用がかかる
対面式キッチンは、壁付けキッチンよりも費用がかかる場合があります。これは、キッチンの設置スペースが広くなることや、換気扇などの設備に費用がかかるためです。
小屋裏収納を作ったこと
(出典:タマホームHPより)
オプションの無料プレゼント。
タマホームの成約祝いに無料のプレゼントキャンペーンがあるとお話がありました。
ちょっと記憶が違っている可能性がありますが、
・20万円相当のエアコン一式
・小屋裏収納
のどちらかが無料で付きますよ! とのこと。
小屋裏収納というのは、高さ140cm以下の居住用ではない荷物置き場のことです。
高さが140cmを超えると、その場所がひとつの階としてカウントされてしまうので、あえて低い作りになっています(2階建てが3階建て扱いになると構造や資材そのものが変わる)。
うちは2階建てなので、屋根裏にあたる3階の部分に大人がかがんで入るような小屋裏収納を作ることにしました。
1階から2階に上がる階段の延長で、そのまま階段が小屋裏収納につながっています。
昔の家には天井から蓋みたいな入口をあけて、はしご式階段を伸ばして上り下りする屋根裏部屋がありましたよね。
あれは結局、いろいろ面倒臭くて荷物を突っ込むだけして何年も開けない!みたいな感じだったと思います。
それに比べて、ちゃんとした階段が続いている小屋裏収納は行き来がとても楽で、なんのストレスもありません。
8畳くらいのたっぷりスペースなので、布団や服の収納ボックス、トイレットペーパーやおむつといった、かさばる荷物を置いています。
あと大人にとってはかがんでないと高さ的に無理ですが、子供の秘密基地みたいになっていて、その点でも喜ばれています。
階段を家の真ん中にしたこと
(出典:タマホームHPより)
家族が毎日、顔を合わせる大切さ。
昔の住宅は玄関から直接2階に上がれる階段がありました。
しかし2010年代に入ってから、リビングの中央に階段を設けるレイアウトが増えていっているそうです。
玄関から直接2階に上がれる仕組みだと、たとえば思春期などにさしかかった子供が親と顔を合わさずに直接部屋に行ってしまいます。
それがリビングに階段があることでなかば強制的(?)に親兄弟と顔を合わせるため、おはようやおやすみを言いやすくなり、結果的におたがいの距離感が離れずに済むということです。
大げさかもしれませんが、家族の絆を大切にするレイアウトなのだそうです。
朝起きて2階のベッドルームから階段を降りると、ダイニングテーブルのところに私よりも早起きの妻と子供がいて、まずおはようの挨拶をします。
ささやかな毎日の積み重ねですが、気持ち良いですし、良い家庭環境づくりに役立っていると思います。
ベランダを作らなかったこと
令和の日本にベランダは不要…っっ!!
我が家は夫婦共働きのため、家事の労力を極力減らす目的でつぎの家電を導入しました。
①ドラム式洗濯乾燥機
②自動食洗機
ドラム式洗濯乾燥機は忙しい現代人にとって必需品です。
ボタンひとつで洗濯から乾燥までやってくれるので洗濯物を干して取り込むふたつの手間がなくなります。
外干しもしないので花粉が付着する心配もありませんし、風が強い日の砂ぼこりも気にしなくてOK。雨の心配も全部ありません。
最大のメリットとしては洗濯物を干すベランダがいらなくなったことが大きいです。
干す場所がいらなくなった結果、1坪くらいの余剰スペースが生まれました。
我が家は2階の廊下部分を広げて、子供が遊んだりする『ホール』として活用することにしました。
料金的には少し上がりましたが、余裕のスペースが出来たおかげで今はハンモックを置いています。
そもそもベランダを作るのにも別途お金はかかります。床やみぞの泥掃除をしなくてはならなかったり、メンテナンスの労力と時間もかかります。
もちろん、ベランダで七輪などを使ってBBQ風情を楽しみたいという明確な目的がある場合には作るべきです。
壁紙をシンプルにしたこと
凝りすぎるとすぐ飽きてしまうワナ。
家の壁紙は種類がたくさんあります。ハウスメーカーからは実物の壁紙を小さくカットしたサンプルの束を渡され、そこから選ぶようになります。
ものすごい種類ですので、どれも目移りするほどなので困ってしまうはずです。
なので壁紙で失敗しないコツをお伝えしましょう。
答えは簡単です。
室内の壁紙は2種類まで。
これ以上増えるとしつこく感じて飽きますし、1種類だはと単調なのっぺりとした室内になります。
我が家はコンセプトとして落ち着いたカフェっぽい家というイメージでした。
基本の白に対して黒orネイビーの壁紙、そこに木目調の家具を配置するとアラ不思議、それだけでカフェっぽくなります。
逆にそれ以上の要素を入れてしまうと今度はガチャガチャした感じになってしまいます。
壁紙だけでなく、たとえば足元のクッションフロアが模様っぽい場合も注意が必要です。
うちの場合、トイレを北欧風の模様が入った壁紙・白の壁紙・足元に模様が入ったクッションフロアにしましたが、これはちょっと失敗でした。
ぱっと見た感じで作り込みしすぎた感じがして、落ち着きません。
このことは完成してからわかったことなので、トイレも例えば、模様のあるクッションフロアを使うなら壁紙は1種類だけでよかったんじゃないかと思います。
あれこれ詰め込みすぎて欲張るのはおすすめできません。