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知らないと損! タマホームに3年住んでみた感想【本音レビュー】

 

「タマホームってCMでよく見る会社だけど、実際どうなの?」

「タマはいわゆるローコスト住宅(安く建てられる)。不便なことや不満はないのか、実際に住んでいる人の本音が知りたい」

 

これから家を建てようと思っているが、どの会社が良いかわからない…。

出来るだけお得に建てたい。そうなるとローコストメーカーかな。

でも安いということはそれだけ性能が悪いんじゃないか。心配だ。

 

私も家を建てる前はそんなふうに悩んでいました。

家は何千万もするのにどの会社が正解なのかわかりません。

 

そんなあなたに、この記事ではタマホームの一番人気商品『大安心の家』に住んで3年(2023年12月現在)のモックによる本音レビューをご紹介します。

※なお、この記事に書いている内容・金額は2019年~2020年当時のものです。詳しい金額等については最新のものをメーカーにお問い合わせください。

 

まずは結論から。

とにかく高コスパ!

寒冷地でも余裕で過ごせる

ローコストとは思えないデザインと質感

水回りが便利

 

①とにかく高コスパ!

 

『大安心の家』は1坪あたりの価格で言うと、約40~60万円。

我が家がした建築した頃は物価高騰の本当に初期だったため坪単価は約40万円でした。

 

私自身、住宅の値段がわかって全く分かっていなかったため、

建築をやっている知り合いの何人かに一般的な相場を聞いたところ、

普通に作れば坪単価70万円

というのが答えでした。

倍ぐらい違う! げげげ。

 

※2023年現在だと、おおむねその頃よりも10%程度値段が上がっているようです。

一戸建て30坪を目安としての本体価格(※税抜)

坪単価40万円の場合 → 1200万円

坪単価70万円の場合 → 2100万円

差額=900万円

 

他の会社にも見積もりはお願いしていたのですが、会社によっては建物だけで3000万円近かったりと、タマホーム凄いな…と思ったのを覚えています。

 

でもそれと同時に、

「そんなに安いなら中身はスカスカなのでは?」

と感じたものの、結果として、その心配は良い意味で裏切られました。

助手
助手
全然問題ないで!

 

②寒冷地でも余裕で過ごせる

 

私が住んでいるのは長野県北部の善光寺平と呼ばれる地域です。

夏は37℃、冬は-5℃、

おまけに冬場は何回か20~30cmの積雪もある、なかなかハードな気候条件です。

 

新築する前は集合住宅に住んでいましたが、

寒いときは暖房器具フル稼働に全身厚着してしのいでいました。

モック
モック
アパートでは部屋の中で息が白いとか結構普通でした! 

タマの家に引っ越してからというもの、子供が保育園からもらってくる病気以外ではほとんど体調を崩さなくなりました。

第一種換気システムによる24時間換気 × 高気密・高断熱

これに夏冬しっかりとエアコンを動かすことで家族みんな健康に過ごせています。

 

『大安心の家』シリーズには何種類かあり、

我が家は[暖]という寒冷地向けの仕様になっています。

大安心の家シリーズについてはこちら(工事中)

 

さすが寒冷地向けということもあり、

リビングのエアコンの設定温度22℃にしているだけでTシャツにフリースとベストを重ね着しているくらいで充分です。

 

5歳の娘に至ってはもっと軽装で、半そで&長袖、パンツに裸足で過ごしています。

※床暖房なし、フローリングのみです。

 

これで電気代も大したことありませんから、

断熱に関してこれ以上は不要では?

というのが私の意見です。

 

もちろんもっと多額のお金をかけて断熱性能を上げれば室内は暖かく(夏は涼しく)なります。

 

床暖房とか、全室トリプルガラス窓を採用するとか、断熱材をがっつりと入れてもらうとかコストをかければいくらでも出来ます。

 

ですが、真冬でも数千円のフリースを着るだけで解決するのなら、追加で何百万もかける必要はないのではないかと思います。

 

どっちにしても『大安心の家』は雪国暮らしでもかなり余裕があります。

エアコンについてのおすすめ記事はこちら(工事中)

助手
助手
どうしてもエアコンが苦手な人は床暖房や断熱材で検討をしましょう!

 

③ローコストとは思えないデザインと質感

 

「うわあ、あの家、安そう…」

道を歩いていて、こう思ったことはありませんか。

 

良くないこととは思いますが、このブログでは本音を届けることが私とあなたとのお約束なのであえて書きます。

 

安い家はやはり、それなりの外観をしている。

 

妙に光沢のある安っぽい外壁、

ありふれた家の形、

安っぽい玄関ドア。

 

細かくあげたらキリがないのですが、どうしても思い浮かんでしまいます。

 

しかし、タマホームの大安心の家にはその心配がありません。

 

我が家が要望したのは『カフェっぽい家』だったのですが、

ダーク系の外壁と打ちっぱなしコンクリート壁を掛け算したような外観シミュレーションを出してもらいました。

※壁の資材は両方とも標準のサイディングなのでプラス料金はありませんでした。

モックの家

質感も想像していたより高く、「これがローコスト!?」というくらい優れています。

 

もちろんデザインや間取りの変更もウエルカムでしたし、営業さんと設計のかたには納得できるまでお付き合いいただきました。

 

モック
モック
コンクリ風の外壁はかなりおすすめ! 
助手
助手
中身は当然、断熱材が入っているので室内はポッカポカですよ!

 

④水回りが便利

 

お風呂(TOTO製サザナ)

 

お風呂は評判の良いTOTOのサザナにしました。

時間が経ってもお湯が冷めづらい魔法瓶浴槽は快適で、浴槽内は身長171cmの私でも足を伸ばして入れます。

 

アパート暮らしの頃は体育座りのような形で入っていたので、めちゃくちゃ嬉しいです。

 

子供と一緒に入っても広々のお風呂は妻にも好評です。

 

あとオプションの、乾きやすい上に足元が冷えない『ほっカラリ床』にしたのが大正解でした(※後ほど記事にします!)。

 

トイレ(TOTO製)

 

トイレは1階がタンクレストイレ、2階はタンクありの2ヶ所あります。

 

(※大安心の家は各階にトイレが標準装備)

 

タンクレストイレは自動センサー式で、トイレに入ると勝手に蓋が開いてくれます。

 

自動センサー式は蓋が開閉をしなくなったりする故障もあるようですが、今のところは何も問題なく作動しています。

 

この辺は時間が経たないとわかりませんね。

 

打ち合わせの段階では2階のトイレもグレードアップする案がありましたが、こちらは標準装備のものが圧倒的にお安いということでそのままにしました。

 

いわゆる上部に手洗いがついている普通のトイレですが、すごく使いやすくて気に入っています。追加コストをかけなくても十分でした!

 

キッチン(クリナップ製)

 

キッチンはクリナップを選びました。

クリナップの特徴としては、

天板がステンレス製
洗エールレンジフード
流レールシンク

これらが挙げられます。

 

ひとつずつ、お話ししましょう。

 

ステンレス製の天板(クリナップのみ)はもともと飲食店で働いていたわたしの希望でした。

※我が家では料理は母がしてくれていますが、わたしもします。

 

ゴリゴリに使い込んでも大丈夫、衛生的だし、なにより多少の傷やへこみが出来ても風合いになるので気にならないのが良いです。

 

何より使い込んだ人工大理石のくすんだ感じが苦手なので、妻にお願いしました。

 

きれい好きな妻としても簡単に掃除ができるレンジフードと、広くて排水の流れがしっかりとしているシンクを気に入ったとのことで快諾。

 

水道のノズルが伸びるのも便利です。食事の後の食器は全体にサッと水をかけてスポンジでこすって、食洗器に突っ込んで終わり! 1回5分もかかりません。